泡沫masquerade

「大詰め」の後日談として用意した「幕引き」で
漸く『雨女』完結です！


初めての共同作業？なのに
うっすい感じのモノノ怪退治になりました。


薬売りさんとヒロインの距離は
初見時とほっとんど変わらないという暴挙…


何となく薬売りさんが気に掛けてくれてる風味を
出したような、出さないような…


あしからず。




そしてあんまり濃いキャラがいない…
モノノ怪はキャラの濃さも大切なのに…
この先も濃いキャラが出る予定はありませんが。


何気にいそさんと牛尾さんがお亡くなりになってるし。


そして日向さんはサエさんのこと許してるっぽいし…


すいません、悪い人書けないんです。
ていうか、作れないんです…


いそは正室である自分の娘と、自分の立場を守りたいがために
美雨が産んだ子をとりあげて、
美雨自身も殺してしまう。


牛尾は牛尾で
この先の「お家」のことを考えると
武家の娘であるサエが産んだ子の方がいいと思ったわけで。


だからって人の命を奪ってはいけないとは思います。
それはもちろんです。


でも、江戸時代とかの家督争いを考えると
無きにしも非ず的な…


美雨は自分の子を取り返したかった。
りんが自分の子だと知ってもらいたかった。


その想いがモノノ怪を生んだわけです。多分。


そして美雨が最後に祈ったのは
自分の子が幸せに生きること。


でもそれはヒロインだけが知っていることです。


ヒロインが大切に抱えていきます。
優しいヒロインです。多分。



そんなヒロインを今後も温かい目で見守ってください。